お知らせ 訪問看護ステーション わかあゆ

熱中症について学ぼう3☀️応急処置編

お知らせ

もし熱中症かな?と思うようなサインがあったときは、すぐに応急処置を行い、病院などの医療機関へ連れていきましょう。

熱中症の応急処置 対応フロー

応急処置でたいせつな3つのポイント

  • ポイント1

    涼しい場所へ移動しましょう

    まずはクーラーが効いた室内や車内に移動しましょう。
    屋外で、近くにそのような場所がない場合には、風通りのよい日かげに移動し安静にしましょう。

  • ポイント2

    衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう

    衣服をゆるめて、体の熱を放出しましょう。氷枕や保冷剤で両側の首筋やわき、足の付け根などを冷やします。皮ふに水をかけて、うちわや扇子などであおぐことでも体を冷やすことができます。うちわなどがない場合はタオルや厚紙などであおいで、風を起こしましょう。

  • ポイント3

    塩分や水分を補給しましょう

    できれば水分と塩分を同時に補給できる、スポーツドリンクなどを飲ませましょう。
    おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は、誤って水分が気道に入る危険性があるので、むりやり水分を飲ませることはやめましょう。

救急車を待っているあいだにも、現場で応急処置をすることで症状の悪化を防ぐことができます。
熱中症は命に関わる危険な症状です。甘く判断してはいけません。

もし熱中症かなと思ったときは

  • すぐに医療機関へ相談、または救急車を呼びましょう
  • 涼しい場所へ移動しましょう
  • 衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう
  • 塩分や水分を補給しましょう(おう吐の症状が出ていたり意識がない場合は、むりやり水分を飲ませることはやめましょう)
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