お知らせ 訪問看護ステーション わかあゆ

気象病☀️☔️☁️

お知らせ

気象病とは

 

気象病とは、気温や気圧など気候の変化によって引き起こされる様々な症状の総称です。

どのような気候の変化によって、どのような症状が現れるかは人によって異なり、低気圧が近づくと頭痛がする、気圧や気温の変化が激しい秋は体調を崩しやすいなどさまざまな訴えがあります。日本では1000万ほどの人が気象病に悩んでいると考えられており、比較的発症頻度の高い症状と言っていいでしょう。

気象の変化に伴う諸症状は、古くからさまざまな研究が重ねられてきました。しかし、はっきりとした発症メカニズムはわかっていないのが現状です。強いて言えば、私たちの体は常に気圧と気温に晒されており、それらが急激に変化することで体内のバランスを崩しやすくなり、全身にさまざまな症状を引き起こすと考えられています。

また、症状の現れ方も人それぞれで、一時的で軽度なものから、外出が困難になるほど強い症状が現れる事少なくありません。

もうすぐ梅雨になりますが、この時期になると肩こりや倦怠感を訴える『梅雨だる』を訴える方が多く、これぞまさしく気象病でしょう。

 

「梅雨だる」の解消方法

梅雨の時期こそリズム良く!自律神経のバランスを整える

起きているときに交換神経が、休んでいるときに副交感神経が優位に働くよう、生体リズムを整える様な生活習慣を心がけましょう。

  •  朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセット
  •  雨や曇りでもカーテンを明け、部屋を明るくしましょう
  •  きちんと朝食をとって活動モードに
  •  日中は意識して活動的に
  •  ウオーキング、ジョギング、雨ならストレッチなどの軽めの運動を習慣に
  •  夜はぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックス
  •  睡眠は充分に

 

冷えに注意!こまめな体温調節を

気温の変化とともに、オフィスや電車などの冷房でも寒さを感じることがあると思います。薄手のカーディガンやストールを常に携帯し、冷えを感じたらすぐに羽織るようにしましょう。
就寝のときもタオルケットを用意しておき、寒さを感じたらすぐにかけられるようにしておきましょう。

また、暑いとき、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、熱が体内にこもった状態になります。自宅でエアコンをつける時は、ドライ機能を使うと良いでしょう。

 

加熱を中心に!栄養バランスの良い食事

体内の湿を増やし、「湿邪」につながってしまうので冷たいものや生ものの摂りすぎに注意し、食品が傷みやすい時期でもありますので、できるだけ火を通して温めて食べることをおすすめします。

疲れを溜めないために、魚・鶏肉・もも肉・大豆・乳製品などから良質なタンパクをしっかりと、活動のエネルギーとなる炭水化物や調子を整えるビタミン・ミネラルもバランス良く、充分にとるようにしましょう。

 

梅雨は心身ともに不調になりがちですが、少しでも解消できるよう上記のことを試してみたり、規則正しい生活を心がけてみてください。

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