お知らせ さくらんぼ坂上
利用者様に学ぶ
生活相談員の平佐です。さくらんぼ坂上より情報発信をしていきたいと思っています。
コロナウイルスの影響が大きくて疲れている方も多いかと思います。
介護に関わるものとして、高齢者家族を持つご家族様がどれだけ大変かということを感じずにはいられません。ご家族様は大変な中でもご両親を敬い、本当に頑張っておられると思います。
私達職員は日々、利用者様がデイサービスに通って頂くことで生活の維持が出来、笑顔を増やして生き生きと生活されることを目指しています。
そして、少しでもご家族様のお役に立てたら嬉しいと思いながら利用者様との関わりをしています。
その関わりの中での、ひと時を今日は紹介させて頂きます。
私達職員は利用者様の背景を見なければなりません。何年もの月日を生活されてきたわけですから、多くの経験をされておられます。そんな利用者様から私達職員は学び、会話を楽しませてもらい、それを機能訓練に生かしたいと思っています。
送迎の会話の中で、ある利用者様の若い時の仕事について聴きました。利用者様の現役の仕事を聴くことは、働いている私たち職員にとってとても刺激になり、とても勉強になります。
営業の仕事をされていた利用者様は営業で実践し頑張って来られた経緯を話してくださいました。
聴かれたことを一生懸命に言葉にしようと考えて下さいました。
自分の言ったことを思い出して、書いて頂くという訓練に結びつけることが出来ました。
会話の始まりは桜が終わったね---。
という何気ない会話からでした。
「終わりは次への物事の始まりだ!」
「寒いのは1部分のみで世間の方がもっと冷たい」と。
「全体を知らずに物事を判断するな!」
「思いついたら企画せよ!」
「企画に失敗したら何故失敗したのかすぐに原因を考える。」
「解決策も解るはず、どうしても解らない時は他人にも相談してみろ!」
「小さなことでくよくよするな!」
「楽観的な気持ちが必要で自分の目標や信念の根がしっかりしていれば、ぐらつきはしない。」
「その根が浅ければ、風が吹かれただけで折れてしまう。」
「根をしっかり、目標をしっかり立てよ!」
「3か月毎に反省してみる事!」
不安なニュースが多い中、利用者様より元気を頂きました。