お知らせ いしいケア・クリニック 介護保険相談室
日頃からの観察が重要!!
お知らせ
こんにちは。いしいケア・クリニック介護保険相談室です。
うちの居宅が担当している「ドラセナ・マッサンギアナ」様。昨年11月末に引っ越しを行い、新居での生活がスタートしております。
ある日、主任ケアマネから「ちょっと顔色不良じゃない?バイタルチェックしよう!」との指摘が。プラン内容と再アセスメントの必要があるか、住環境や身体状況等の確認のため、モニタリングを行いました。
【モニタリング】
①水やり、栄養剤の残量確認:土が乾かないように十分な水やりは行っていたが、栄養剤の補充が十分でなく、栄養が不足。体力低下につながってしまった。
②効率的な光合成ができるように体位変換:定期的に体位交換を行ったが、下肢部分には日光が届きにくく、日照不足だった可能性がある。
③毎朝の安否確認・声掛け、葉っぱ表面の観察:常に職員の目が届く場所で、安否確認ができていた。表面のほこりや芽の観察は行っていた。
④セルフケア(光合成を頑張る、より緑を濃くする):大部分の葉は色が濃く体力維持ができているが、成長に伴い葉の量が増えたことにより、一部の葉に日光が当たりにくくなり、黄色や茶色く枯れたものもあった。
今後の方針
モニタリングを行い、判明した課題について検討。
光合成の時間の確保が行えるように、定期的な体位交換の継続や新鮮な空気を取り込めるように十分な換気を行う。
栄養については、今後もスクリーニングを行い身体状況の把握をし適切に対応。状態に応じて専門家へ助言も求めつつ観察を行う。
今後も、短期目標を継続し愛情を持って支援する。