News お知らせ
今回のデイ研修は、今介護現場でも求められている【BCP:業務継続計画】の基礎編、机上演習をしました!
因みに、BCPとは、『 地震などの自然災害、感染症拡大などの緊急事態において、必要な介護サービスを提供し続ける為に、事業継続や迅速な復旧を目的に策定される計画』のことを言います
【どのような状況に置かれても利用者方第一にサービスを提供できるよう】緊急事態にどのような動きを取っていくか意見を出し合い、落とし込んでいくものであります
昨年2月ではBCPの実践編として、【震度7】の大地震を想定し一時避難を実施しましたが、今回はその続きになります!

大地震後に津波が発生したとの想定で二次避難する為、グループディスカッションを通し意見を出し合いました

「津波が来るのなら屋上に避難しないと!」「屋上に行くには地震後で停電しているだろうから階段での移動になるよね…」「車いす利用者はどうやって移動する?」などなど、状況整理をしたり避難経路・移動手段を挙げていきました
例えば、私達が普段デイで使用しているものは使い方によっては避難道具になります(#^^#)
スライディングシート、シーツや布団などを使っての重度者の移動、これらの案に柔軟な考えが大事なのだと気がつかされました
また、避難誘導も軽介助の方から重度者の誘導となりますが、車いすに乗ったままの状態で移動するとなると職員が何人も必要となります
その際、リタイアメントタウンに携わっている職員の皆さんにも協力を仰ぎ、助け合いながらの避難が必要になるのではとの意見も挙がりました
以上の事柄は来年2月のBCP【実践編】で試していきたいと思います♪
果たして、人が乗った車いすを抱えて階段昇降できるのか…、避難誘導は速やかに行うことができるのか…
これからも何度も試行錯誤を重ね、クリニックデイのBCPを築き上げることができればと思います!!
前年もBCPについてご紹介しておりますので、気になる方は過去記事も一緒に見ていただけると幸いです♪