Let’s ケアマネジャー⑪～更新しないとどうなる⁉～

こんにちは。いしいケア・クリニック介護保険相談室です。

ケアマネジャー（介護支援専門員）の資格は平成18年からケアマネジャー（介護支援専門員）の資格は5年ごとの更新制になったので、資格証には有効期限があります。更新するためには「更新研修」を受講する必要がありますが、ケアマネジャーとして従事した経験の有無や従事期間などによって受講する研修が異なります。

更新研修（実務経験者）→介護支援専門員の資格の有効期限内に実務経験がある人で、実務経験が6カ月以上の人が受講できる「専門研修課程Ⅰ（56時間）」と、実務経験が3年以上ある人が受講できる「専門研修課程Ⅱ（32時間）」の両方の更新研修を受けることで資格を更新できます。「専門研修課程Ⅰ」を受講している人は、受講時間が32時間の更新研修を受けることで資格を更新できます。

更新研修（実務未経験者）→介護支援専門員の資格の有効期限内に実務経験がない人は、受講時間が56時間の更新研修を受けることで資格を更新できます。もし、実務経験がある人が、実務未経験者用の更新研修を受講して資格を更新しても交付が取り消されますので注意しましょう。

受講しないと資格が失効し、ケアマネジャーとして従事できなくなります。研修は原則、介護支援専門員として登録をしている都道府県で受講します。「更新研修」は有効期限が概ね1年以内に満了する人が対象になっているので、早めに準備しましょう。